本の内容:
日本漢文学大事典 (1985年)
日本漢文学を学ぶにあたって、第一に入手すべき工具書の一つです。
古代から昭和にいたる漢文学者たちの伝記、重要な漢文学作品(有名な詩文は、全文を掲載しています)、書籍の解題、参考書目などを手軽に調べることができ、非常に重宝します。このサイトの作者小伝作成などにも、本書を活用させていただいています。(ただし、記事が簡略にすぎるのが残念です。)
ただ、本書では漢学以外の業績・著書に触れることが少ないので、科学など他の方面にも業績がある学者(たとえば帆足万里など)は、本書だけでは全貌を伺うことができません。日本漢文学は周辺の諸学も含め、深く広いのです。
本書には附録として、日本漢文学年表、江戸時代漢学者生没年表、日本年号索引、主要藩校一覧、国名・都道府県名対照地図など利用価値の高い資料がついています。
本書の姉妹編である『中国学芸大事典』(大修館書店)は主として漢籍の解題集ですが、日本人の著作についての記事もありますので、あわせて利用されたらよいと思います。
日本漢文学大事典 (1985年)
2001年9月9日公開。